

2026年6月1日(月)~ 6月10日(水)
湿り気は、侵食の始まり・・・か。
6月は天邪鬼な季節だと思う。口角を上げ、どなたからも迎えられる表情を見せる5月・7月に挟まれて、その上、うんざり気味な追い討ちもあるし・・と。湿った空気が場を占める。素直になれない私は、あの人の吸いつくような湿った手は、この季節ではどうなるの?と無邪気な思いを起こしたりする。
>> PM 4 : 00 ロビー <<
湿度 × 温度 = 隠れる。
❝キム・カーダシアンという女優さんがいらっしゃる。独特な身体のデザインで、目が魅力的である。絵( 目 )のモデルにさせてもらったこともある。そんなお方にお会いした。「日本版キム・カーダシアンになれそうだナァ~」と、観察させてもらった。普遍的な、どなたでも感じてしまう魅力ではなく、どこかに鋭利なナイフを隠しもち、平和・幸せ・癒しとかとは程遠い不可解な何かが私を惹きつける。イタリアの女優さんモニカ・ベルッチ似 ( ある部分がね )の方からの関係もあり、距離を縮めきれない要因もあるにはあるが、不思議で湿った6月が始まった。❞

2026年6月11日(木)~ 6月20日(土)
日常をすくうと、透明感に気づく。
是枝裕和監督の「 海街diary 」の名場面をいろいろと思い出す。喪服と日常を上手にすくった日本映画の名作とも思っている。そんなことから、6月とナイフ&フォーク、湿った気温、4姉妹を組み合わせれば、どんな物語ができるのだろうかと、妄想に浸っている。
>> PM 1 : 00 ガーデンレストラン <<
なぜ、女性は口元を飾るのか・・。
❝フォークとナイフを上品に扱う所作が苦手だなァ~と、感じている。ずっと昔、スティーブ・マックィーンのフォーク一本での軽快な食事シーンを観てから、コレに決めた。女性の方は又、別物と考えている。両手を上手に使いながらの食事シーンになると、まるでコンダクターが音楽を奏でているような心地よさも感じてしまう。が、モノを口に運んでからの一連の動きは見たくない。そこには野性の本能が出てしまう。あまり食べ物の話はしたくないのも、元はと言えば、この女性の口元にも原因がありそうだ。❞

2026年6月21日(日)~ 6月30日(火)
見られているが、美をつくる。
6月の後半になると、「 海の家 」づくりが忙しくなる。7・8月と夏を謳歌し、9月の一週目には、元の砂浜に戻る。そして若者は、今年はどんな自分を魅せようかと、水着はもちろん、身体づくりにも忙しい。いつだって見られているんだから・・。そして、出会いも待っている。
>> PM 4 : 00 ホテル近くのシーサイド <<
視線を意識するのも、スパイス。
❝「見てよ!あと30分もすれば、帰ってくるみたいョ・・」と双眼鏡をのぞいていたお方。「 ヨットに乗せてくれるらしいけど、私は乗りたくないんだ・・。その後の 一杯!には参加するつもり。行きましょうョ!」との誘いに乗った。ヨットは操るのが面白く、ゲストではなァ~と、その後の方に乗ることにした。高校時代、我が校にはヨット部があり、少々の操舵には経験と自信もある。でも今は、その体力がない。振り向いた先では、「 見てよ ! って、おまえさんをかい?」と凝視した。モデルをやってなきゃ、そのポーズは素人では、とれないものなァ~と、納得した。❞

2026年6月のとあるある日
6月の微熱のある風景【断ち切る】
爆発的なスタートを切るために仕込まなければいけない、ダイナマイトに変わる静かな一撃。
>> 6月のとあるある日 <<
【断ち切る】分断する。一続きになっているものを分けて、別々に する。
❝ホテルでたまにお見受けするシーン。男の方、女の方で何か話し込まれている。突如、女の方が立ち上がられる。踵を返し、一直線に歩いてお去りになる。そこまで、なさらなくてもと思いはするが、立ち上がられるまでの10数秒に、重い兆しがあったのだろうとお察しする。
男の断ち切るは、勇猛果敢に見えているだけで、
女の断ち切るは、冷静沈着に、執り行われる。だから、男と女の関係では勝負は、すでについている。❞