2018年 7/2(月)〜7/8(日)
さあ、色とりどりの夏の始まりだ。
7月といえば、海開き、七夕といかにも夏の風物詩が始まる季節です。夕立、虹、日傘と日本を代表するような舞台が揃ってくると、ホテルでは夏仕様の出で立ちや会話が目立ち始めます。
>> PM 0 : 40 テラス <<
集まる理由は楽しいから。
❝ 学生時代からの友人三人で今年も「もみじ狩り」の計画をたてる。「ホテルでのランチなんて贅沢だわ! 」とお決まりの言葉で会話がスタート。結婚している二人は、自由な私を羨ましがる。隣の芝は青く見えるという話題。日常から少し離れたこの空間が、何気ない会話を楽しく変換してくれる。❞
2018年 7/9(月)〜7/15(日)
様々なドラマの舞台、それがホテル。
梅雨明け宣言のなされる確率の多いこの週からは、ホテルの中では様々なドラマが繰り広げられる。大人から子供まで、ハイファッションからカジュアルまで、そして幸せそうなカップルから一人旅の方まで、登場人物は多種多様。
>> PM 6 : 00 プールサイド <<
プライベートタイムが英気を運ぶ。
❝ 夕暮れ時のプールサイド。家族連れも多く見られるこの季節は、とても賑やかだ。気ままに過ごす独り身の私とは別世界。ウェイターにもらったジントニックが涼を運んでくれる。この後、メインダイニングに行こうか、そのままバーで、ゆっくり酒と語りあおうか。プライベートタイムは、いつも気分次第。❞
2018年 7/16(月)〜7/22(日)
音楽に時の経つのを忘れる。
夏の強い日差しにも身体が馴れて来て、太陽が西に傾く頃から始まるガーデンテラスでのパーティー。夕暮れ時になると、涼しさも少し感じられ、日中の暑さを忘れ、流れる音楽に身まかせる、けだるい夏の夜。
>> PM 6 : 00 ゲストルーム <<
恋の駆け引きは、スリリング。
❝ 彼が海外赴任から戻ってくる。3年間という年月に終止符を打たせる、私にとっては勝負の日。以前プレゼントされた服の下には、この日のために絞った身体。華奢なヒール、シルクの下着で演出し、久しぶりの彼を刺激したい。むやみに愛を待つだけの私からは、卒業します。❞
2018年 7/23(月)〜7/29(日)
食事の次は、どんな幕が上がる？
ホテルの夏の夜は長い。メインダイニングが終わると、軽くバーに流れる場合もあるし、部屋でもう一度、飲みなおす方もいらっしゃる。ダイニングまでは一応はホテルの儀式とすれば、その後は、各自のお好みのまま。
>> PM 9 : 00 メインダイニング <<
大人には、それなりの理由がある。
❝ 隣のテーブルに座っている男女のやり取りに視線が止まった。女性の顔に何かついたのか？男性が女性の口 元を覗き込むように、顎を引き寄せた。馴れた二人のやり取りが大人だった。赤ワインに負けないルージュの似合う女性に、私はなぜか嫉妬した。❞