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2026年5月1日(金)~ 5月10日(日)

心が南風を待ちのぞんでいる・・。

待ち合わせる時の期待と不安が入り混じった心の動きが懐かしい。一般的にはホテルのロビーで。ちょっと変わったところでは、午後9時にバーカウンターでとか。今回はホテル近くの水族館。ん?どんな狙い?どんな落差を仕組んでいるの?と、迷走するのも余興。

>> PM 3 : 00 ホテルサイド <<

「間」をつくる。関係の調味料。

❝海辺の近くにある水族館に誘われた。待ち合わせ場所としては珍しい。その方が羽織っている上着を脱ぐ時、肩の内側が海風を受け白く輝いている。季節柄、明るいトーンのウエアが周りでは目立っているが、その方は逆のセットアップで挑発してきた。そして、濃度のあるサングラス。カジュアルコーデを想定していたこちらは一瞬、あせった。「ちょっと立ち寄った感じで、いい演出でしょ?」と振り向かれた。私の視線は放物線を描かず、真っ直ぐ5月の空気を突き進んでいた。「あなた好みのデコルテに仕上がってるかな?」とも。トドメを刺された。❞

2026年5月11日(月)~ 5月20日(水)

みだりに・・と淫らなは、遠い親戚か?

GWの喧騒が過ぎると、みだりな妄想をする時間が増えてくる。人間が想像的動物なのは、忘れることができるから・・と、ある本に載っていた。亡は無、捨ててもいいもの。だから亡は心の上におくことが大事。心の隣にいると忙しい。そして妄は「みだりに・・」で、「勝手に・・」ナルホド・・。

>> PM 8 : 00 ヴァンケットルーム <<

薫風は連想を連れてくる。

❝ずっと昔、竹林の中にカウンターだけのバーを持ちたいなーと妄想を働かせていたことがある。竹のような女性が3人、和装で微笑んでいるが無口。背丈は170㎝では高すぎる。165㎝では低すぎる。そんなお方にある席でお会いした。軽く、たわいもない話をしただけなのに昼間はちゃんと働いてらして、ある何かの夢を追いかける途中での夜間の小一時間。会社では五月の風を感じるために風車を一輪、デスクに立てている。こんな妄想をかき立てさせた。世阿弥の「秘すれば花」を思い起こした。❞

2026年5月21日(木)~ 5月31日(日)

水無月は水の月らしい。

6月が近づいてくると、心がふくらんでくる。梅雨の予報が出るごとに、自分の周りのカーテンが張り巡らされてくる予感が始まる。周りを遮断し、連想の輪の中に閉じ込められてしまう湿った時がやってくる。連想の鎖が次々と起こり、みだりが勝手に芽生えてくる。

>> AM 8 : 00 ゲストルーム <<

散り際には、舞うがふさわしい。

❝3月上旬の頃、白木蓮が咲く道をよく憶えている。しかし、ある年からそれが伐採された。咲いている時期が3~4日と短く、あの大柄な花びらがひらりと散るらしい。余程のことでもない限り、誰も知らないうちに散ってしまうらしい。今朝、その散り際に出会ったような気分になった。花言葉「気高さ」「壮厳」を身に纏い、「冷たい水はあるかしら・・」と。「昨夜はいろいろとワガママを聞いてくれてありがとう。心が解き放たれたみたい」とも。白木蓮を連想した。いや、待てよ・・これは散ったのではなく、咲き誇ったと言うべきかと見方を改めた。こちらは昨夜、「そうなんだ~」と、彼女のモノローグを聞いていただけなんだが・・。❞

2026年5月のとあるある日

5月の微熱のある風景 【 ふくらむ 】

心のなかや、あるスペースがあることで満ちてきて、今にもはち切れそうになる幸せ一歩前の段階を、ふくらむと云う。

>> 5月のとあるある日 <<

【 ふくらむ 】 膨れて大きくなる。

❝この状態を演出してごらんと言われた時ほど、難しいことはない。ある方にとっては全神経を解放した時かもしれないし、ある方にしてみれば視線を一方向に絞った時でもあろうし、コウダ!と言い切ることが難しい。その方に、お任せするしかないな~と。

男のふくらむは、立方体で体積を計るのに似合い、
女のふくらむは、球体で容積を計るのに適している。❞

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