2019年 6/3( 月 )〜6/9( 日 )
静寂とは、こんな季節のことでしょうか。
これからの一ヶ月、関東各地のリゾートホテルでは、一年のうちで一番のおすすめの季節が始まります。旅人の会話も落ちつきを見せ、大人の風情がただよってきます。自然も適度な湿り気を帯びてきて、雨上がりの空に虹も似合いそうです。
>> PM9 : 00 ゲストルーム <<
湿度に心が溶けていく。
❝ 梅雨どきのこの時期は、自然界もしっとりと落ちつきを見せはじめ、それに呼応するかのように、私の心にも外との世界を遮断するために、一枚のヴェールがたれこめてくる。特に外の雨音が聞ける夜は、先ほど受けたエステティックの余韻を楽しみながら、これから来る夏にむけて、身体のメンテナンスの時と決めている。❞
2019年 6/10 ( 月 )〜6/16 ( 日 )
時間の流れも、なめらかです。
この季節、外での天候の予測がむつかしいためか、屋内でのパーティーなどを、良くみかけます。温度と湿度のバランスも上手にとれていて、パーティーへの参加の方々にも、大人の雰囲気が漂ってきています。
>> PM7 : 00 ヴァンケットルーム <<
すべては所作に表われる。
❝ パーティーは開催される目的によっても、主旨は様々だが、私の場合、そこに流れている緊張感と程よい華やかさが好きなようだ。今日、会場全体の雰囲気を独り占めしている女性に会った。何からそれが醸し出されているのかを考えた結果、姿勢のつくり方から、心の運び方まですべてに、その人の軸のとり方があるように思えてきた。❞
2019年 6/17 ( 月 )〜6/23 ( 日 )
季節が気持を優しくしてくれる。
新緑に雨の水滴が転がり、6月のホテルを尚、一層、みずみずしいものにしています。雨には紫陽花がつきものですが、葉脈の上を転がる水滴も、この季節ならではの叙情詩です。6月のリゾートホテルでは、大人の物語が動きはじめます。
>> PM10 : 00 ゲストルーム <<
6月の花嫁は幸せになるという。
❝ 思い出と想い出が違うように、出会いと出逢いも違うと、私は感じている。ジューンブライドに何故か、憧れていた。そして、3年前のこの日、このホテルで6月の花嫁になった。二人で出逢いを重ね、想い出をつくりながら、「これからも、よろしくな」と彼の優しい一言に又、想いを重ねた。❞
2019年 6/24 ( 月 )〜 6/30 ( 日 )
夏の陽ざしも、そこまで来ています。
夏至の時期は、日の出から日没までの時間が一年間で最も長く、季節が夏に向かっていっきに動きはじめる季節です。梅雨明けの知らせも、チラホラと届き、暑気払いも日本の風物詩のひとつです。あの夏も、もうすぐです。
>> PM5 : 00 ゲストルーム <<
ハートの取替えをリフレッシュという。
❝ 衣替えって、衣服を季節のものに替えると同時に、気分も変えるのに一役、買ってはいないのだろうか。私は、6月と12月に一人旅をする。今日、このホテルにいるのも、1月から6月までの私を脱ぎすてるため。私が生まれ変わるためのおまじない。一皮むけた私を演じるために、6月は私の衣替え。❞