
2025年2月1日(土)~2月10日(月)
2025年の油も、回りきったようです。
手帳のカレンダー部分の配置について。一ヶ月前の分を残して、これからやってくる3ヶ月先まで持ち歩いている。2月になれば2024年の出来事はスッポリと旧ファイルに回ることになる。気分的には、2月になると2025年の本格スタートとなる。
>> PM 3 : 00 ガーデンテラス <<
面白いとは、目の前がパッと明るくなる様。
❝咋年末、師と仰がせてもらっている方の写真と文に触れ、以降、軽妙洒脱が頭の中から離れてくれない。「こんなもんで、どうだい・・」とまずは与件に答えた上で「なんなら、こっちもあるけどね・・」と主張するものにこだわらない。面白きこともなき世に面白く・・かと、故郷の大先輩の句がチラチラするが、まずは自分が面白いと感じられるものには歩み出してみる・・。「粗にして野だが卑ではな い」これをもって78歳をスタートさせた。❞

2025年2月11日(火)~2月20日(木)
2月12日。春の予感が届く日。
グループLINE?どうもアレがうるさくて仕方ない。78歳ともなると、俳句×川柳みたいなものや、スナップ写真などどうでもないものが飛び込んでくる。たまには応えてみようかとする自分の心の緩みも気にくわない。せっかくの春の兆しなのにね。
>> PM4 : 00 ゲストルーム <<
2月は自分のペースを取りもどす月。
❝先に結論があり、次になぜならば・・の理由を続けてくれれば、ほぼ3行くらいでメッセージは完了すると思うが、いかがなものであろうか。年賀状の「あけましておめでとう」誕生日祝いの「ハッピーバースデー」の類、意識的に使わないようにしている。そんなに頑なにならなくてもと思うが、フツウの会話で済むものを文字に置き換える。季節が少し緩んできたからか、万年筆のインクも本来の奔放さをとりもどし、紙との摩擦音も楽しめる季節になってきた。❞

2025年2月21日(金)~2月28日(金)
季節は梅から桜へ。
ずっと長い間、桜より梅の香りに心を動かされてきた。ところが去年、桜の方が心が動くのでは?と感じてからは「はかなさ」が好みのひらがなになってきた。男まさりの颯爽さで、春の陽炎のように、どなたか目の前を横切ってくれないだろうか。
>> PM3 : 00 ロビー <<
季節の節目って、コレ?
❝2月20日には期するものがある。そのためではなかろうが、サングラスを今までの方向とは少し変わったものにした。3月1日からはスプリングコートに変え、セットアップも春物に変える。季節を意識的に変えといかないと、いつの間にか季節に追い抜かれてしまう。季節の節目っていうんだろうか、学生たちは進級し、またあるものたちは社会へ巣立っていく。感慨に耽っている間に、「ナーンダ!もう来てたのか・・」と、花びらが咲き誇ったような木曜日。❞

2025年2月のとあるある日
2月の微熱のある風景【 一瞬 】
希望と絶望が交叉した点を一瞬というのではなかろうか。入射角も放射角も少ないほど、一瞬の度合いも不透明になり、仕上がり具合が不鮮明になる。
>> 2月のとあるある日 <<
【一瞬】一度まばたきをするほど、きわめてわずかな時間。
❝春の駆け足は、一瞬で姿を変える。昨日まで少女を見せていた瞳が、今日になると女性で明日といえば涙ぐんでいたり。一瞬とは名ばかりで、決して女の方々のイッシュンに目を奪われることのないように。
男の一瞬は、目の前の一瞬を永遠に変えることができる。それはロマンチストだから。
女の一瞬は、目の前の一瞬を刹那の代名詞に変えることができる。それはリアリストだから。❞