top of page
アンカー 1
Cacti
01.jpg

2023年1月1日(日)~1月10日(火)

いい出逢いから、すべてが始まる。

「来年こそは・・」「今年こそは、」と言いながら2023年が始まりました。ヒトって、何か掛け声をかけた途端に目標が見えてきて、行動にもメリハリがつくように思われます。ただ、待っているだけの毎日はやめて、句読点をしっかりと打ちながら、新しく始まった年を楽しみたいですね。

>> AM10 : 00    ガーデンテラス <<

染まるより、染めるを選びたい。

年が始まり、一応の行事がひとつひとつ消化されている。庭園の端にある桜の木の下が私の定位置になっている。年輪を重ねているのであろう幹の表情は、誘い込まれるような漆黒の意思とでもいうのであろうか。「あなたが考えた末の行動ならば、それは尊い方角だから、自信を持って進みなさいね」と、祖母から教わった。そして、何年もの間、私の誕生日にプレゼントされた赤い石の指輪を連れて、この桜の木の下で今年の予定を立てている。大人の意思って何色だろうか。

02.jpg

2023年1月11日(水)~1月20日(金)

1月の微熱のある風景【 引き込まれる 】

腕力も武力も権力もすべて無駄だと納得するために、引き込まれるという瞬間がある。

>> 1月のとあるある日 <<

【 引き込まれる 】人やものなどに魅力を感じ、惹きつけられるさまなどを表す言い回し。

その方の視線の動かせ方なのか、それとも光線による陰影のつき方なのか、あるいは、その時、ふと感じたコロンの仕業なのか、気がつけば、無防備なココロが吸いよせられるように引き込まれていた。こちらが視線をはずそうともがいても、その動きには魔物が棲んでいた。

男の引き込まれるは、ある魅力に対して引き込まれるため、今、引き込まれているという意識は働いている。途中、抵抗することもできる。

女の引き込まれるは、ある魔力が作用しているのか、引き込まれる側にはその意識がない。気がつけば、魔力の虜になっている。注意したいのは、こちら側。

03.jpg

2023年1月21日(土)~1月31日(火)

季節は刻々と動いています。

立春が近くなると、あの可憐な花、福寿草。早春に黄金色の花を咲かせることから、一番に春を告げるという意味で福告ぐ草と呼ばれていたらしいですね。菜の花、水仙、ロウバイと黄色の花が目立ちますね。なぜなのでしょうか。私は赤い木瓜が好みですが。

>> PM3 : 00   庭園 <<

出会いは偶然で、出逢いは必然なのか。

❝ 予期せぬ出会いほど、心をときめかせるものは他にありません。私の一人勝手な年間予想なのですが、1月末から2月10日までの期間が一年のうちで一番の寒さではなかろうかと思っています。そんな時季なのに庭の桜の幹に思いがけず若芽を見つけました。ニュースでチラホラ聞いている、季節の使者、梅の香りを差しおいて桜の葉に出会うとは。薄茶色、これから光を受けて緑を増すそうです。待っている出逢いの予感なのでしょうか。

bottom of page