
2024年1月1日(月)~1月10日(水)
もう一歩、前へ出てみませんか。
新しい年が動き始めました。二十四節気では、小寒・大寒となっていますが、今年こそ外に出て出会いを楽しみたいですね。心を上向きにして、まずは一歩、踏み出した足に体重をのせ踵から爪先へと、そう、体重と気持ちを移動させれば、ほらね・・・
>> PM10 : 00 ゲストルーム <<
物語が動き始めました。
❝ 吐息って何のためにあるのだろうか?思わず出てしまう気分の句読点のようなもの・・と説明している書物もあったが、自分なりの解釈を加えるとこらえきれずに、まずは出てしまう心のカケラではなかろうか。心の栓がチラッとほどけてたまっていた空気が思わずこぼれ出たもの。次にこぼれ出してくるものは甘い言葉だったり、実はワタシ・・という心の本体だったりするのではなかろうか。1月の誕生石はガーネット。そ の吐息が外の冷気に触れ結晶化したと、ある人を想い、こじつけてみた。❞

2024年1月11日(木)~1月20日(土)
すべてのことを面白がりたい。
みずがめ座の人は新たな出会いを生かし、冒険心をもって突き進んで・・という星占いのページを読み飛ばしたばかりなのに、それが現実になってしまった1月です。出逢いからすべてのことは動き出すと言っている本人の傍に、そんなことが起きるなんて・・。
>> PM7 : 00 パーティー会場 <<
時間は止まっていたはずなのに。
❝ その刹那、止まっていた時間が動き始めた。ある新年の会合で、その人に出逢ってしまった。声をかけるのには一瞬のためらいがあったが、その躊躇する心の揺らぎを打ち消すように足はその先へ動き始めていた。何年になるのだろうか、何が原因だったのだろうか。何故、そうなったのだろうか、思い出せないままに時は積もっていった。つい先日、「お土産ね」って2本の葉巻をもらった話をしたと思うが、その人に出逢ってしまった。「冬隣、いい唄だネー」と声にした。目を見張り、その人は時間を巻き戻した。❞

2024年1月21日(日)~1月31日(水)
寒椿、凛として。つんとして。
寒さのなかにも春の兆しが感じられる季節になりました。立春になるとそれ以降初めて吹く強い南風を「春一番」と呼ぶらしいですね。しかし、それは暦の上の話で、1月末から2月10日までが、一番 寒い日本の風土です。あっ、今、椿がポトリと・・。
>> PM 5 : 00 ロビー <<
オーラとは香気ということらしい。
❝ 座っている姿勢が美しい方には、そうそうお目にかからない。去年の暑い盛り、外資系ホテルの14階で、所用のためにある方を紹介いただいた。立ち振る舞いが美しい方と過ごす時間は、この上なく充実した気持ちになれるためかもしれないが、自分でも多少はその点に注意はしているつもりだった。しかし、14階ロビーに行くまでに少しの油断があった。仙骨を整え、その方は軽く会釈された。そして今、目の前で、梅の便りが届いた錯覚を起こした。❞

2024年1月のとあるある日
1月の微熱のある風景【微笑む】
男と女の関係においての微笑むは、今の関係を運営していく上での潤滑油の役目ではなかろうか。あなたの存在、主張、考えをまずは認めますという第一段階の合図とも言える。
>> 1月のとあるある日 <<
【 微笑む 】 声を立てないで微かに笑う
❝ 「遅れてしまい、申し訳ない」のこちらの不手際に、「おかまいなく・・」と無言で言われた表情のあと、「さて、今日はどんな私になりましょうか・・」と微笑された。そんな、ほんの10秒間に主導権はすべて、その方に移ってしまっていることを感じてしまう30秒。
男の微笑むは、相手を認めて一歩近づいてもいいかな・・の時に使われる。相手のために使われる。
女の微笑むは、相手の視線を集め、自分のアピールのために使われる。自分のために使われる。❞