2024年7月1日(月)~7月10日(水)
周波数の相性も、大切かもしれない。
梅雨明けのニュースが流れる頃になると、それまで人の心の中にたまっていたキモチも外に出たくなるのではないでしょうか。あちらこちらで視線が絡まったとたんに、新しい物語が始まるようです。「わかりますね、こちらもです・・」って、素直なキモチ周波を放っているからかもしれません。
>> AM 9 : 00 ガーデン <<
大人の七夕話、そうですネって頷いた。
❝ 「一途」って歌がやしきたかじんさんにありますよね。こんな話をしながら一途な女性って・・と話題がひろがり、・人を信じるピュアなハートの持ち主・何事にも一生懸命・相手のことが最優先・お互いを尊重できる・気遣いができる・愛情深く献身的・・などと七夕の夜、話が盛りあがりました。それができなかった私は今、この日には、あの頃のことをたぐり寄せるために一人旅に出ます。「少し酔われたみたいですね。明日の朝、よろしければどうぞ」と、バーテンダーの方からいちじくをいただきました。と、ひとりタバコのお方から話しかけられた。❞
2024年7月11日(木)~7月20日(土)
さあ、色とりどりの夏の始まりです。
いささかコミュニケーションの仕事のお手伝いしているせいか、場の雰囲気作りには気をきかせているつもりです。若い頃からのクセなんでしょうか、会合の時なんか大変です。でもこのところ、そろそろこの役も他の人に譲っても・・と思うようになりました。
>> PM 8 : 00 ラウンジ <<
「きっと、二人きりもありますね」と。
❝ 余計な話をするのが、このところメンドウになってきた。あることの出口に向かっての解決のためなら鋭利な刃物で頭の断面図をつくり、まずは観察してみたりし始まるのに、たわいもない感情を吐き出すことをしなくなった。たまに数人での酒の席では、バスで言えば最後部座席左側に陣どる。「へェー」とか「ソンナモノカネー」と他の人の会話を聞いている。その中におひと方、他との回転数がかみあっていない女性をお見受けした。席がひらける時、「あなたを眺めていて、とても私と似ていると思ったわ」と銃で打つ仕草をなさった。❞
2024年7月21日(日)~7月30日(火)
人間は組み合わせをしているらしい。
「組み合わせでは、共通項が手がかりになって・・」という論をまとめている。が、この共通項というコトバが頭の中に入ってこない。これまでの人生で初めて使ったコトバのようだ。関係性の中に共通項はあったはずなのに。7月の暑さのせいにしてみる。
>> PM7 : 00 バー <<
1mでも2mでもない。その間の距離。
❝ 「バーテンダーという仕事はない。バーテンダーという生き方があるだけだ」と読んだことがある。時間と空気とバーテンダー、良いグラスには、この3つが入っている。とも聞いた。7月の夕暮れ、開けたばかりのバーが好きだ。シアー素材のジャケットを羽織った方と現れたいが、今宵は一人で行く。「薬草のアレにしますか?」とシャルトリューズが出された。ジャンセンのリトグラフがかかっている。この女の人の眼差しがが好きだ。「安曇野の美術館に行けば逢えますよ」と教えられた。南青山のバー・JADAのOZさんの距離のとり方が心地よい。❞
2024年7月のとあるある日
7月の微熱のある風景【見透かす】
ある目的をもって、この行為がとられるために事後には、平和とは程遠い出来事が待っていたりする。特定のヒトには歓迎されない行為とも言える。
>> 7月のとあるある日 <<
【 見透かす 】人が隠そうとすることや、表面に現れない真実などみてとること。
❝ ある集まりの後、その方はつかつかと、こちらに歩いていらっしゃった。「会話にはあまり参加なさらなかったけど、私の横顔、どこがお気に入り?」とその後、銃口をこちらに向け、私の胸を打つ仕草をなさった。そして細い指でご自分の胸を二度触られた。
男の見透かすは、主に視覚に頼るところが多いため、見えない部分などに粗が生じ、対象は組みやすしと判断する。
女の見透かすは、主に嗅覚をつかい、触覚、視覚、聴覚と感覚を総動員するために対象は太刀打ちできない。❞